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- インプラントのメリット・デメリット
インプラント治療を検討される方へ
歯を失った際の治療法の一種であるインプラント治療は多くのメリットがありますが、デメリットやリスクも存在します。治療を行う前に、メリットだけでなくデメリットもしっかりと理解した上で、治療を決めていただくことが大切です。当院ではカウンセリングの際、治療のメリットだけでなく、デメリットやリスクについてもご説明を行って、十分納得いただいたうえで治療を進めています。
検査などを通じておすすめできないと判断した場合には、正直にハッキリとお伝えし、無理のない治療方法の提案を行っています。ご提案した内容がご希望と合わない場合は断っていただいても他の治療に支障はありませんので、気兼ねなく仰ってください。
もし気になる点がございましたら、お気軽に岡本歯科医院までお問合せください。
インプラント治療のメリット
インプラントの代表的なメリットとしては、次のようなものがあります。
周囲の歯への影響が少ない
インプラント治療ではブリッジのように両隣の歯を削ることがなく、周りの歯を支えにすることありません。そのため、健康な周囲の歯に負担をかけることなく、失った歯の機能を回復することができます。
天然歯のような見た目
インプラントは、見た目の美しさや審美的に優れていることも大きな特徴です。インプラントの人工歯部分にはセラミックやジルコニアなどが使われることが多く、天然歯と同じように自然で美しい歯が手に入れられます。
しっかりと噛める
インプラントは、「自分の歯と同じような感覚でしっかりと噛む」ことが可能です。インプラントでは、失った歯の歯根の代わりとしてあごの骨に直接埋め込み、それを土台として人工歯を取り付けるため、天然歯と同じように硬い物も噛むことができます。入れ歯のような違和感や、食べ物が入れ歯に挟まる、使っているうちにズレるなどの心配もほとんどありません。
正しく使えば長期間使い続けられる
インプラント治療は、「高い治療費の割に10年ほどしかもたない」と、聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?実際には、正しい口腔セルフケアと定期的なメンテナンスを行うことで、20年以上も使い続けることが可能です。
当院では、インプラント治療後のメンテナンスにも力を入れていますので、安心して長い間ご使用いただけるように、サポートをさせて頂きます。
インプラント治療のデメリット
治療費が高額である
インプラントは保険適用外の治療であり、術前の検査や手術などにかかる費用は自由診療となるため、医療費の負担が大きくなってしまいます。
治療後のメンテナンスが必要
インプラントの治療後は、定期的なメンテナンスのために、ご来院いただく必要があります。最初の内は3ヶ月に1度のペースでご来院いただき、その後は徐々に間隔をあけていきます。
治療に時間が掛かる
インプラント治療は、通常の歯科治療よりも治療期間が長くなるため、失った歯の機能を早く回復されたい方は長いと感じるかもしれません。
通院回数は、手術以外に抜歯や経過観察などで5回程度は必要です。また、土台となる人工歯根と骨と結合するまで2~3カ月の間、時間を置くことも必要です。個人差はありますが長い場合は6ヶ月ほどかかることがありますので、ご注意ください。
治療ができないことがある方
糖尿病など持病がある方
インプラント治療は、外科手術(外科処置)になるため、糖尿病のリスクは無視できません。重度の糖尿病の方はインプラント治療を受けること難しくなります。ただし重症化しておらず、歯周病の治療と血糖値のコントロールがうまく出来ている場合は、主治医の方と相談のうえ治療を進めることができる場合もあります。ほかにも高血圧症や骨粗しょう症などの疾患をお持ちの方は、インプラント埋入手術を受けられない方がいらっしゃいます。
インプラント治療の良好な予後を妨げたり、手術に使う薬剤が患者様の状態に悪影響を与えたりすることがありますので、持病をお持ちの方は服用しているお薬が分かるものをご持参のうえ、医師およびスタッフまでお問合せください。
患者様一人ひとりに合った治療プランを一緒に検討させていただきます。